公益社団法人中央畜産会感謝状 令和5年度畜産生産者等功労者表彰

本表彰は過去に大きな表彰等の機会に恵まれず、これからもその対象となるのは困難と思われる70歳以上の功績が顕著な者を対象に、公益社団法人中央畜産会(会長:森山 裕)が令和元年から創設した表彰制度である。この制度対象者の打診が(公社)千葉県畜産協会からあり、ナイスポークチバ推進協議会として旭市西洗足の柴 しづい氏を推薦いたしました。令和6年2月、長年の功績により感謝状贈呈決定の知らせが届き、3月4日、千葉市内ホテルプラザ菜の花において開催された(公社)千葉県畜産協会理事会の席において(公社)千葉県畜産協会森英介会長から感謝状が授与されました。

 

   ≪ ナイスポークからの推薦理由書 ≫

若くして夫を亡くし、母親としての子育てに加え、養豚経営者としての苦労を重ねる中で、女性は家を守る黒子的存在であったが、農場を守るための情報の習得は必要であり女性の使命とその役割は非常に大きいものと常日頃から感じていた。同じように女性が畜産業に頑張る姿を見聞きしながら仲間づくりの必要性をも考えていた。その頃、畜産を取り巻く情勢は飼料、環境、疾病、など畜産共通の問題を抱えており、他の畜種にも関心持ち共に改善策を考えることも必要との考えから畜種を越えて集まり、会員相互の情報交換を図りながら、共に資質を高める女性ならでの組織立上げを積極的に進めていた。平成19年3月、その考えが実り県並びに関係団体の指導により、酪農、肉牛、養豚、養鶏、養蜂の生産者による「ちば畜産レデースネットワーク」組織が設立され、初代会長に就任した。組織は、関係機関担当者も会員として加わり、視察研修、講習会・研修会の開催、県産畜産物の消費拡大活動など活発に取り組みながら、一時コロナ感染拡大の影響から活動が停止していたが、昨年から各種イベントも復活し、現在では各畜種の農場で働く女性社員も会員として参加している。特に(公社)千葉県畜産協会主催のイベント「千葉県畜産フェアー」には積極的に参加し消費者と直接ふれあうことで、畜産に関する情報や知識・調理方法など情報提供による、「千葉県産」の知名度向上と一般市民への自らが関わる畜種について理解醸成に努めている。

生産では、共進会での実績が示すように常に消費者が求める品質の高い豚肉生産に努力を重ねてきたが、現在、経営は娘夫妻に譲り、厳しい生産環境ながら経営に工夫を重ねながら規模を拡大し、銘柄「日の出ポーク」を生産している。経営権を譲ったことで、平成27年10月に開業した、地元道の駅「季楽里あさひ」において「日の出ポーク」の精肉及び加工品を販売している。時間を見つけては対面販売に力を入れ、地元の特産品である「豚肉」の美味しさの情報発信に加え令和3年5月から(一社)旭市観光物産協会の副会長として地元の農畜産物の販売推進の中で、特に地元特産品(豚肉)の販売促進など地域産業の活性化に貢献している。以上のように、千葉県畜産を支える女性による組織の推進役として、現在もレデース副会長として活動する姿勢は、県業界内では女性第一人者であることは誰しも認めるところである。

森 英介会長から表彰を受ける柴氏

畜産協会役員の皆さんとの記念撮影