令和6年文化の日 千葉県功労者表彰・農林水産功労で表彰

2024.11.3

文化の日千葉県功労者表彰式が11月3日に千葉市内のホテルニューオータニ幕張で開催されました。当該表彰は、本県の発展に対して、多大な貢献をした個人と団体に対し、熊谷俊人知事より、表彰状が授与され、本協議会前会長岩岡喜久男氏に「農林水産功労」の栄誉が与えられました。ナイスポークとしては平野 拓歩氏、塩澤 英一氏に次いで3人目の受賞となります。当日は表彰式に続き、受賞者の方々が熊谷知事を囲んで集合写真におさまり、その後懇親会が開かれ、受賞者の方々は喜びを分かち合っていました。

1. 略 歴

岩岡喜久男氏は平成21年5月、養豚生産者の県域団体であるナイスポークチバ推進協議会の副会長に就任し、平成27年6月からは会長代理、翌々年の平成29年6月からは会長として当協議会をまとめ、県内養豚振興に尽力した。

 2.実 績 《 ナイスポークチバ推進協議会役員としての功績 》

養豚業界を取り巻く内外の諸問題から本県養豚業を守り、さらに発展させるため、生産者自らが出資・活動するチェックオフ組織であるナイスポークチバ推進協議会の運営に尽力した。当協議会は、県産豚肉消費拡大、養豚生産者のための政策要請、後継者育成強化を活動の柱に据えて生産者主体で地道な活動を行っており、氏は長年役員として積極的に携わり、県内養豚振興に寄与した。

特に県産豚肉消費拡大では、マリンスタジアムでの豚肉の情報提供や販売・交流、消費者(サポーター)会員を招いての活動報告会や消費者団体との意見交換会等交流を積極的に進め、県産豚肉の知名度向上にも寄与している。

また、若手後継者に対しては、青年部を組織し、技術研修会や交流会を通じて、技術習得や経営改善による生産性向上を図っている。

ナイスポークチバ推進協議会は、本県から出荷する肥育豚の約8割を占める団体として県内の養豚農家を力強く支えている。

さらに、役員任期中には、養豚農家の経営安定、国内由来の飼料利用による飼料自給率向上、安全安心な豚肉生産・消費拡大の措置により養豚農業の振興を図る養豚農業振興法の一部改正に向けて、協議会内の意見集約に取り組むなど、業界の発展に寄与した。