令和4年度通常総会を控え理事会開催
2022.5.25
令和4年度通常総会は3年ぶりに対面により開催を計画していることからその準備のため会総会提出議案及び開催に向けた段取りについていて協議を行った。
(1)令和3年度事業報告並びに収支決算に関する件
事業報告について、詳細は議案書に掲載することで了解願い。1年間の実績と成果について取りまとめた資料を説明した。例年成果の診の報告であったが、今回活動及び成果と実績として取り纏めた旨説明。成果としては、肉豚経営安定交付金制度(豚マルキン)での県予算確保、知事認定獣医師によるワクチン接種が認められ、接種に際し生産者が負担すべきワクチン管理費の一部を軽減。また、関東養豚協議会での要請、従来からナイスポークも要請し全国生産者の声としてJPPAが主体で要請した格付規格改正(上物上限80を83㎏に改正)が決定され、令和5年1月1日から実施される旨成果内容として説明。
一般会計 繰越額7,401,102円でJPPA預り金が1,064,700円で協議会としての正味財産は6,336,402円である旨説明。その他サポーター・着ぐるみ・緊急対策基金について収支を報告した。説明の中で、緊急対策基金の使途方法の照会があり、基金対応としての内規を説明した。第1号議案は承認された。またサポーター会員の構成を資料により説明した。
(2)令和4年度事業計画並びに収支予算(案)関する件
事業計画では、豚熱及び配合飼料価格高騰に伴うかってない厳しい経営環境をいかに乗り越えていくか、皆で知恵を絞り対応をして行くこととした。
計画では、特に厳しい経営環境から、1.会員確保 2.肉豚経営安定交付金制度(豚マルキン)への対応。豚熱対策の継続活動に加え、昨年は取り組めなかった環境対策を少しでも検討していくこととした。3.の消費拡大はコロナの影響が軽減されることで積極的に推進する。
4.の広告・宣伝ではベイFMを活用したPRを検討することとした。5.の講習会・研修会では5つの課題をあげ、配合飼料価格高騰対策としては、生産者として生産効率を高めていくこと、経営診断による自らの立ち位置を知り改善していくことも重要。その為の勉強会として開催し、
情報の共有を図っていくこととした。
6.は委員会の構成メンバーを考慮し、来年1月1日から格付基準の改正を踏まえ、と畜関連に関する内容での開催を計画したい。7.青年部活動は以前から県内生産者による組織立上げを計画してきたが思うような活動(集まり)ができていない。これから次代を背負う若手生産者の活動は重要である。関東養豚協議会の中で若手の活動がされているが、千葉県からの参加は限定されている。活動如何によっては、ナイスポークとして活動に支援することも出来るのではないか。新たな取り組みを考えていく必要がある。
8.の衛生対策は従来通り、情報の共有、ネットワークの拡大・確保を図っていく。
10。活動報告会は開催日が12月7日(水)京成ホテルミラマーレを会場に予定している。
11.関連組織との連携を強めていくこととした。
事業予算書(案)については事務局から説明。一般会計予算書(案)は、収入見込み額について算出根拠を基にした資料により予算書(案)を説明。養豚情勢から判断し、会費収入額については、前年度計画から下げて計画した旨説明。また、サポーター会員制度、着ぐるみ、緊急対策基金も資料による説明し承認された。
≪出された意見≫
青年部活動:
若手生産者がその集まりに参加する事で広く仲間づくり・情報の共有が重要。地域によって生産者の考えが違う。青年部活動の年齢についての質問が常に出されるが、JPPAは青年部として考える年齢は40歳までとの考えが基本にあるとの回答。関東養豚協議会の中での活動は、青年部活動に関する規約は特にない。若手生産者は色々と勉強・情報の希望は強くある。あそこの集まりに参加すれば勉強になるとの環境づくりが必要。
アニマルウエルフェア
アニマルウエルフェアについては、国が提示している内容に対してパブリコメントを求めている。特に分娩一日前に単材料を提供することが推奨されるとあるが、多分敷料(藁など)と思われるが、防疫面から考えると輸入・国産でも疾病等心配がある。生産者としてコメントを発信すべきと考える。
クロスコンプライアンス:
飼養衛生管理基準の遵守がチェックされ、政策金融公庫の資金が活用できない。ただ、改善計画(対応半年)を出せば活用できるが、利用に時間がかかる。
家畜防疫互助基金の活用:
豚熱発生農場で複数の農場の内1カ所の農場で殺処分・処理した。基金の対応はなかった。農場ごとに基金加入を考える必要がある。
(3)第3号議案、会費賦課徴収時期及び方法に関する件
事務局から、資料を説明。内容は前年同様で、納入期限を令和4年8月31日期限とし承認された。
(4)総会開催準備・対応に関す件
参加者数25日時点で出席者数85名:生産者26、事務局5、賛助会員34、来賓関係者20名と報告。最終マックス100名を予定。対応は前回対面にて開催したスタイルで実施する旨説明。 会場図、コロナ・豚熱対策、来賓、受付対応、など詳細について資料で説明。
役員の対応:下記役員の他は午後2時までに集合
総会時主催者として前に着席する下記役員は午後1:00集合
総会対応で会場主催者席に座る役員等は正装
(ジャケット・ネクタイ着用)
会長 ・ 会長代理 開会挨拶:海保副会長
司会進行:林 副会長 閉会挨拶:小長谷副会長
記念講演司会:北田副会長 監査報告:菅谷(昌)監事
≪当日の対応≫
(1)リボンは来賓:来賓席に着席する方のみリボン(赤:大・中)・協会役員:リボン(白)
(2)記念品:出席者全員に行事終了後受付にて手渡す。(引換券用意)
(3)看板・スローガン・名札:主催者で準備
(4)会長挨拶文・議長・司会用のシナリオは事務局にて準備する。
(5)記念講演:スライド・スクリーン準備
講演要旨・プロヒール・写真は28日頃までにメールで報告依頼。
(6)会場消毒:検温・手指・(ホテル)靴底消毒対応(主催者)
(7)記念品:26日にホテルに発注する。
(8)着ぐるみ対応:新着ぐるみ披露・持参(対応渡辺副会長)
(9)来賓の対応:挨拶後退出される来賓は顧問・アドバイザで対応・見送り対応する。
(10)総会・記念講演終了後、役員は出口集合し、出席者を見送る
(11)最後に出席役員による集合写真撮影
当初、総会は午後3時に開催し、記念講演は午後4時としていたが、情報提供もあり
20分程度記念講演がずれ込むことが想定される旨了解をえた。
役員会に参加した理事・顧問・アドバイザー・事務局( JA富里市農協会館役員会議室 )