群馬県で県内9例目となる豚熱発生…注意喚起
今回の発生場所は利根川流域の埼玉・茨城・千葉に大きな影響が心配される地域、イノシシ対策、衛生対策のより強化を‼
2022.9.22
群馬県板倉町で県内9例目となる豚熱(CSF)の感染が確認された。約700頭の刹処分と周辺の消毒の徹底が行われています。今回板倉町では初めての発生となります。
発生は、イノシシを介しての発生と考えられ、今回特に注意をしなければならない点は発生が確認された板倉町は群馬県でも最も東に位置する町(地図参照1)で栃木県・埼玉県・茨城県と利根川を介して千葉県にも接する地域であることです。
この地域には、渡良瀬遊水地があり、利根川、渡良瀬川、江戸川などの大きな河川(河川敷)もあり、野生イノシシの生息には大変好ましい場所である事が想像できます。
イノシシの活動により、農場へのウイルス侵入が大変心配される状況になってきたと皆さん認識して、情報の共有を図ってください。
特に防護柵、農場周辺の除草、農場内外の消毒の徹底等十分な対策をされるようお願いいたします。