豚熱発生の現状と対策

生産性を高めるうえで大きな障害となっているのが、疾病(病気)である。慢性疾病(呼吸器病)に加え豚熱(CSF)、口蹄疫、アフリカ豚熱(ASF)など法定伝染病の侵入が脅威となっている。

平成30年(2018年)9月に26年ぶりとなる豚熱(旧豚コレラ)が岐阜県において発生し、24都県で計100事例発生し、約43万6千頭が殺処分された。2019年10月にワクチン接種が開始されて以降、発生は散発的となってはいるが、野生イノシシによる感染拡大に伴い、ワクチン接種地域は北海道を除く46都府県に拡大。また大規模農場でも発生が起き養豚経営にとって大きな負担となっている。

千葉県では、家伝法による他県での埋却処理の現状を踏まえ、埋却地、環境問題、処理後の農場再開等の難しい問題を回避する必要性から

殺処分されて家畜の処理を埋却から焼却へと変更することについて、県と協議を重ねてきました。

千葉県では長く発生防御に努力してまいりましたが、2025年3月31日に発生が確認(県内97例目)され5480頭が殺処分されました。幸いにもレンダリング装置を活用し全頭焼却処理をすることができ、発生農場の早期再開に繋がりました。

現在レンダリング装置は現在全国で5台配置(北海道・横浜・名古屋・山口・鹿児島)されています。