青柳新会長地元選出国会議員へ挨拶及び要請
令和3年8月31日(火)自民党養豚農業振興議連総会開催に際し、ナイスポークチバ推進協議会では本年度役員改選に伴い会長が変わったことから、青柳会長、北見副会長、塩澤・岩岡顧問、堀江アドバイザー及び事務局の6名で地元選出国会議員(自民党養豚農業振興議連メンバー)を訪問し、会長就任挨拶と合わせてナイスポーク会員が抱える懸案事項を資料で説明し要請を行った。
森 英介衆議員議員
≪ナイスポークチバ推進協議会会員が抱える懸案事項
常日頃、自由民主党養豚農業振興議員連盟に所属する千葉県選出国会議員の先生方には
国内養豚振興に対し特段のご指導、ご支援を賜り厚く御礼を申し上げます。
さて、2018年9月、岐阜県において豚熱発生以来、ワクチン接種の開始、家畜伝染病
予防法の改正と飼養衛生管理基準の強化など様々な対策が実施されてきました。
しかしながら、国内では豚熱ワクチン接種農場における豚熱の発生、野生イノシシによる
豚熱ウイルスの拡散に加え、アジア、EU諸国で発生が続くアフリカ豚熱侵入が危惧され
ており、水際対策に加え、いまだ不正に持ち込まれる肉類の取締と罰則強化を強く国へ求
めています。
また、昨年来の飼料価格の高騰に加え、2022年4月から大幅に引き下げられる輸入豚
肉に対する関税等、養豚を取り巻く状況は厳しさを増しています。
このような状況から、協議会が考える懸案事項について、ご指導頂けますようお願い申し
上げます。
記
1. 法定伝染病発生に伴う被害農場(全頭殺処分)の経営再建に向けた十分な対策
(予算措置)を講じて頂けますようお願いします。
2. 豚熱ワクチン接種農場において、豚熱を発生させないためにワクチンのより効果
的接種等使用について早急に検討のうえご指導をお願いします。
3. 野生イノシシによるウイルス拡散が止まらない現状を踏まえ、従来からの防止対
策の見直しにより、より効果の高い駆除等対策強化をお願いします。
4. 隣国でのアフリカ豚熱発生により、日本への侵入が危惧される状況から国が行う
水際対策のより一層の強化と、いまだ不法に持ち込まれる肉類の取締、罰則強化
をお願いします。
5. 殺処分による家畜の処理(埋却・焼却・レンダ等)について埋却地の確保、周辺
住民への理解醸成を図るため、国及び地方自治体等による具体的な支援・対応を
お願いします。
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森先生を囲んでナイスポーク参加者
次期総裁選を控え幹事長代理として多忙の中、面談は難しいのでは との予想に反し、選挙も近いこともあってか短時間ではありました が対応をいただきました。
特に豚熱による殺処分により経営再開が現状の補償額では難しいことから改善をお願いした。また、殺処分した豚の処分としてレンダリング装置の活用から成田空港動物検疫所に装置の設置を希望したい旨お願いしました。
林 幹雄 衆議院議員
林先生との情報交換・要請
ナイスポークから5項目の懸案事項を説明し、合わせて畜舎建築特例法の基準に係る奨励案の概要について意見を伺った。その中で、土地基本法・土地所有者の責務に関する事柄について説明を頂いた。養豚生産者にとって殺処分の中での埋却等の処置に関連する事もあり、関連する内容で意見を交わした。
豊田俊郎参議院議員との情報交換・要請