令和5年活動報告会盛大に開催

 「活動報告」は千葉市中央区京成ホテルミラマーレ「ローズルーム」において熊谷千葉県知事をはじめ、(公社)千葉県畜産協会会長・森 英介衆議院議員他ご来賓、中央・県域団体関係者、サポーター会員の皆さん、会員(生産者・賛助会員)総勢184名が参加し盛大に開催されました。

会場にはナイスポークマスコット着ぐるみ3体(ナイス君、ちーばちゃん、ちーとん君)が登場して会場を盛り上げました。

開会に際し、青柳耕一会長から「協議会の活動は25年目に入り、これも皆様のご指導、ご支援、ご協力の賜物と深く感謝を申し上げる次第であります。さて、養豚を取り巻く情勢は、国際情勢の変化と円安の影響から、生産費の5割を超える飼料費など生産資材の高止まりに加え、豚熱の発生、ASF侵入の脅威と大変厳しい経営環境に置かれています。私たち生産者は、本年度事業計画に掲げましたように、経営基盤の強化を図るため、疾病、経営、環境の各部会を設置し、改善策を考え、広く会員間の情報共有を図るため部会活動をスタートいたしました。特に、千葉県では密集地帯にある地域においては、疾病対策は、地域ぐるみで、より真剣に取り組まなければなりません。九州佐賀県において豚熱発生が確認されました。千葉県においてもその危険性が心配されるところであります。飼養衛生管理の徹底により、発生させない事に全力を注ぎながら、万が一に備えたまん延防止の対策を進めてまいります。特に課題になっている刹処分した豚の処理については、本県の立地を考えれば、家伝法にあるように埋却処理だけに限定せず、焼却処理への方向転換を県の指導を得ながら求めてまいります。私達協議会は今後も、関係機関からのご指導、関連業界の支援を得ながら、消費者から求められる品質の高い豚肉を安定的に生産し、供給することを常に考え活動してまいります。本日ご出席の皆様の変わらぬ、ご支援、ご協力を宜しくお願い申し上げます」と挨拶。

青柳耕一会長から挨拶
  • ご来賓として、熊谷俊人知事、森 英介衆議員議員、伊藤昌弘県議会議長、實川 隆自民党畜産議連会長、(一社)日本養豚協会香川雅彦会長からご祝辞をいただきました。

熊谷千葉県知事から来賓挨拶
県産銘柄豚肉の食べ比べ

昨年同様に県内銘柄豚肉6銘柄を会場において「しゃぶしゃぶ」で提供し、来場者に味わっていただきました。提供された下記豚肉はバラ肉4㎏・スライス2mm厚で用意いただきました

≪ 提供された銘柄肉 ≫

①花 悠  ②日の出ポーク ③ダイヤモンドポーク ④いも豚 ⑤東の匠SPF豚 ⑥元気豚

千葉県産銘柄肉(バラ肉)

コロナがある程度鎮静化したことから、今回消費者団体、サポーターとの情報交換会を復活開催いたしました。司会進行は菅谷知男会長代理、回答者はナイスポーク役員が受け持ちました。

コロナがある程度鎮静化したことから、今回消費者団体、サポーターとの情報交換会を復活開催いたしました。司会進行は菅谷知男会長代理、回答者はナイスポーク役員が受け持ちました。

コロナがある程度鎮静化したことから、今回消費者団体、サポーターとの情報交換会を復活開催いたしました。司会進行は菅谷知男会長代理、回答者はナイスポーク役員が受け持ちました。

     6銘柄が提供された

生産者・販売担当が調理し提供

6.消費者・サポーター会員との情報交換

情報交換会

≪消費者からの質問・回答≫

  • 千葉県産の豚肉を買いたいのだが、近くのスーパーでは「国産」としてしか売っていない。

○ なぜ、千葉県産豚肉を置いていないのか、スーパーに聞いてほ しい。消費者からの声が一番

  • 大事に育てた豚を出荷する時の気持ちは

○ 豚は産業動物として育てています。消費者の皆さんには「感謝の気持ち」で豚肉を消費していただきたいと思います。

質問に答える生産者

7.千葉ロッテマリーンズ選手との交流

選手は、昨年も参加いただいた背番号32捕手:佐藤都志也選手と新たに、背番号67内野手:茶谷健太選手の今回も2選手の参加をいただきました。

       選手とのトークショー

選手の色紙にご満悦

 千葉ロッテ選手を囲んで
8.養豚産業を守り発展させるための決議
 

 決   議

豚肉生産のための飼料・資材価格の高止まりに加え、豚熱対策、侵入脅威にあるASFなど、かってない大変厳しい生産環境におかれている私達生産者は、この苦境を乗り越えるため、経営分析による経営改善と衛生対策の強化による生産性の向上を図るための情報の共有と、それに伴う必要な要請活動など、組織一丸となって活動してまいります。

1.飼料・資材価格の高騰・疾病対策と大変厳しい環境にある私達生産者は、常に経営改善に努め、品質の高い豚肉を安定的に消費者に届けるため、努力してまいります。

2.経営存続のため、法的殺処分された家畜は、レンダリング装置の活用により埋却から焼却処理への方向転換を強く求め活動してまいります。

令和5年12月6日

養豚生産者並びに養豚関連業界で創る組織

ナイスポークチバ推進協議会

会長   青柳  耕一

決議文を朗読する北田 好克副会長