令和4年(2022年)活動報告会盛大に開催

令和4年12月7日、4ぶりの開催となる「活動報告会」は千葉市中央区京成ホテルミラマーレ「ローズルーム」において熊谷千葉県知事をはじめ、ご来賓、関係者、会員(生産者・賛助会員)総勢152名が参加し盛大に開催されました。今回情報交換会(懇親会)も計画していることから、新型「オミクロン」による感染拡大しつつある状況から、開催を危ぶむ声もありましたが、なんとか開催にこぎ付けることができました。開会を前に、事務局からコロナ対策として、手指、豚疾病対策として靴底の消毒の励行をお願いし、会場でのマスク着用を重ねてお願いたしました。加えて懇親会の際は、飲食以外のマスク着用にあわせ、料理は出来うる限り、コンパニオンに依頼しテーブルまで運んでもらうようお願いのアナウンスをいたしました。また、ナイスポークマスコット着ぐるみ3代目として2019年に作成した「ちいとん君」はコロナの影響もありなかなか活躍の機会がなく3年が経過しました。今年6月の総会に続き一般に披露し式典をサポートするため登壇。会場から大きな拍手をいただきました。

 

1.会式・2.会長挨拶

定刻の5時30分、渡辺副会長から開会の言葉、青柳会長から「本日は県議会開会中の大変お忙しい時期にも拘らずご来賓として熊谷千葉県知事を始め、地元国会義議員の先生方、県議会副議長様、多数ご出席を頂きました自由民主党千葉県議会議員会畜産振興議員連盟の先生方、県農林水産部長様並びに担当者様、他中央及び県関係団体、各種メディアの皆様に加え、日頃県産豚肉のサポーター役をお願いしております消費者の皆さまと、今回も多数のご参加を頂き、開催出来ます事に対し心から厚く御礼を申し上げます。協議会の活動は24年目に入り、これも皆様のご指導、ご支援、ご協力の賜物と深く感謝を申し上げる次第であります。さて、養豚を取り巻く情勢は、国際情勢の変化から、飼料価格の高騰に加え、ワクチンを接種していながら今だ、その危機感から抜け出せない大変厳しい状況に置かれています。飼料価格高騰では、畜産関係団体と連携し、県に対し支援要請お願いし、「畜産飼料価格高騰緊急対策事業」を組んでいただきました。心から厚く御礼を申上げます。現状価格の高止まり状況から更なる支援策をお願いしたいところであります。豚熱対策についてはワクチン複数回に加え、生産者自ら接種を要望してまいりました。豚熱が九州への拡大が懸念される状況からか、国はワクチンを接種している農場の「飼養衛生管理者」も接種できるようにする「特定家畜伝染病防疫指針」の改定に踏み切りました。これは生産者による現場を踏まえた要請の大きな成果と考えます。まずは衛生管理の徹底により、発生させない事に全力を注ぎながら、万が一に備えた埋却地の確保を基本として進めてまいりますが、本県の立地を考えれば、家伝法にあるように埋却処理だけに限定せず、焼却処理への方向転換を私達協議会は強く求めてまいります。関係者のご理解と、ご指導をよろしくお願いいたします。経営の安定があってこそ、消費者に対し品質の高い豚肉を安定的に供給することができます。本日ご出席の皆様の変わらぬ、ご支援、ご協力を宜しくお願い申し上げます」と挨拶いたしました。

 

3.ご来賓祝辞

当初出席を予定していた先生は、通常国会開会中の事もあり急遽欠席の連絡が入り、松本尚衆議院議員、猪口邦子、豊田俊郎両参議院議員は秘書にご出席をいただき、ご紹介をさせて頂きました。ご祝辞をいただきましたのは熊谷俊人千葉県知事、山本義一県議会副議長、自民党県議会議員会畜産振興議連實川 隆会長、(一社)日本養豚協会櫻井 保専務理事の4名のご来賓と同席の千葉県農林水産部舘野 昭彦部長をご紹介いたしました。

4.乾杯のご発声

乾杯は、自民党畜産振興議員連盟信田 光保幹事長から挨拶とご発声をいただきました。

 

  千葉県産銘柄しゃぶしゃぶで懇談会-1

知事の報告会参加予定は、乾杯までと聞いておりましたが、乾杯後も参加された方々と懇談され、千葉県産豚肉の試食をしていただきました。今回現職国会議員が参加されなかったものの、知事に長く会場に留まっていただき主催者として嬉しい限りです。

5.ポスターデザイン応募結果発表

今回も、2023年版ポスター作成に際し、デザインを(専)千葉デザイナー学院の生徒さんに依頼し、会場でその結果を発表しました。指導に当たられた教師とデザイン制作者も出席し、応募総数50点の内から役員会で選出した3点(サッカー2点・バスケ1点を披露いたしました。

6.活 動 報 告

2022年、1年間の活動(消費拡大、政策要請)報告については協議会北見則弘、林 浩之両副会長から映像により報告し、詳細はNPC通信24号で確認するようお願いいたしました。

7.千葉ロッテマリーンズ選手との交流

養豚はやめられたが、ナイスポーク個人会員としてご参加を頂く横芝光町の向後隆輝氏の協力により、地元プロ野球球団である千葉ロッテマリーンズ選手との交流が今回も企画開催された。フロントの山下徳人氏とともに、荻野 貴司選手(親子)・佐藤都志也選手に参加を頂きました。

8.養豚産業を守り発展させるための決議

ナイスポークチバ推進協議会としての活動方針を決議として披露。役員全員が登壇し、共に協力をお願いするための決議文(内容は消費活動、疾病対策)を北田好克副会長から朗読いたました。決議内容に対する賛同を求め、大きな賛同の拍手をいただきました。

ナイスポークチバ推進協議会は、このスローガン(決議)実現に向けて努力をしてまいります。

決     議

飼料価格の高止まりに加え、豚熱など海外悪性伝染病の脅威に、かってない大変厳しい生産環境におかれています。

私達生産者は、この苦境を乗り越えるため、衛生対策の強化による生産性の向上、経営安定を図るために必要な要請活動など、組織一丸となって運動してまいります。

1.飼料価格の高騰・疾病対策と大変厳しい環境にある私達生産者は、

常に品質の高い豚肉を安定的に消費者に届けるため努力してまいります。

 

2.経営存続のため、法的殺処分された家畜は、レンダリング装置の

活用により埋却から焼却処理への方向転換を強く求め活動してまいります。

令和4年12月7日

養豚生産者並びに養豚関連業界で創る組織

ナイスポークチバ推進協議会

会長  会長 青柳 耕一

 

9.中 締 め

決議後、午後8時の予定より15分早く、ナイスポーク小長谷副会長から中締めを行った。締めに際し、コロナ感染拡大が危ぶまれる状況ではありましたが、皆様のご協力により無事終了することが出来心から御礼を申上げますと挨拶。恒例の「よーとん」で締め、お開きとなりました。